創作シリーズ『code name Ho-Jo』第2話が公開。方丈記を彷彿とさせる緊張感あふれる描写
北南屋氏による連載創作『code name Ho-Jo』の第2話「【第一の災厄:焦土】(其の一)」がnoteにて公開されました。本シリーズは、古典的名著『方丈記』の精神を現代的な舞台装置で再構築しようとする、重厚な筆致が魅力の作品です。
今回の更新では、安元三年の大火の情景を引用しつつ、多摩川沿いの築40年のアパートで独り過ごす筆者の日常が描かれています。春の嵐が窓ガラスを激しく震わせる外界の喧騒と、使い込まれたデスクの上で湯呑みを包み込む静かな孤独。その対比が、古典が描いた「無常」の世界を現代のリアリティへと鮮やかに繋いでいます。物語の序盤でありながら、漂う緊迫感と抒情的な描写が読者の心を掴みます。今後の展開が非常に楽しみな一編です。
