手に合わせたレーザー測定と徹底した静音化:兄弟が制作したフルカスタム分割キーボード


Redditのr/ErgoMechKeyboardsにて、使用者の手に完璧にフィットするよう設計されたフルカスタムの分割キーボード「Laser Fitted Wireless Split」が注目を集めています。このキーボードは、投稿者の弟が任務(デプロイメント)に就く前に兄のために特別に制作したという、心温まるエピソードを持つ一台です。

Laser Fitted Wireless Splitの外観

最大の特徴は、ユーザーの手に合わせてレーザー測定を行い、完全に専用設計として3Dプリントされたケース形状です。有線・無線の両接続に対応し、フルバックライトを搭載。内部には「Pumpkin patch/vine PCB」を使用し、カスタムのZMKファームウェアによって制御されています。

さらに特筆すべきは、その徹底した静音化アプローチです。投稿者は「どんな静音スイッチでもマシンガンのように鳴らしてしまう」と自称するほどの強いタイピングの持ち主ですが、本機では静音リニアのDolphinスイッチを採用。その上で、キーストロークの上下(底打ちと戻り)およびスイッチマウント部の計3箇所にパッドを配置するという念の入れようです。結果として、家族もタイピング音を気にせず過ごせるほどの驚異的な静音性を実現しています。

個人の体格に合わせたエルゴノミクス設計と、使用者の癖をカバーする極限の静音カスタマイズは、自作キーボードにおける「究極のパーソナライズ」の素晴らしい成功例と言えるでしょう。